スタムステンレス板金業界に、サステナビリティの波が本格的に押し寄せている。特に欧州などからの輸出を視野に入れる企業から、LCAに配慮した製造プロセスへの要請が強まっている。
これに対応し、加工時のエネルギー効率の最大化が各社の焦点となっている。従来は軽視されがちだったレーザー切断や溶接工程での消費電力を見直し、高効率なレーザー発振器やインバーター溶接機への更新を推進。廃棄物削減の観点からは、AIネスティングの導入により板材の裁断率を飛躍的に向上させ、端材の発生を最小限に抑える取り組みが一般化しつつある。
また、製品そのものの環境性能も問われるようになった。従来のSUS304に加え、再生材を高率で使用したステンレスや、メンテナンス時の洗浄剤使用量を削減できる易清掃性の高い鏡面仕上げなどの付加価値が、新たな選定基準となっている。もはや「単なる箱」ではなく、環境負荷低減に貢献する部品であることが、国際競争力の重要な要素となっている。

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