ステンレス精密板金加工の基本工程 ~高品質部品を生み出すプロセス~
Time : 2025-11-28

ステンレス精密板金加工は、高品質な部品を製造するための体系的なプロセスです。第一工程は「設計・展開図作成」です。CADデータをもとに、立体的な形状を展開して板材の平面図を作成し、加工経路や曲げ線を決定します。次に「レーザー切断」工程に入ります。ファイバーレーザー切断機を使用し、展開図データに従って高精度に板材を切断。±0.1mm以下の精度で複雑形状も加工可能です。

切断後の「曲げ加工」が品質を左右します。CNCベンダー(プレスブレーキ)でプログラム通りに精密曲げを行い、角度公差は±0.5度以下を目標とします。ここで「溶接・組立」工程へ。ロボットTIG溶接やスポット溶接で部品を組み立て、変形を最小限に抑えながら強固な接合を実現します。さらに「表面処理」として研磨、パッシベーション(不動態化処理)を施し、美観と耐食性を確保。最終的に「精度検査」で三次元測定機を用い、設計通りに加工されていることを確認します。

これらの工程を一貫して管理することで、医療機器から半導体装置まで、厳しい要求を満たすステンレス部品が生み出されます。